血中コレステロール値が上昇している要因が、日々の食事にあるという方がいまする健康を維持するためには、血中のコレステロール値を上げにくい食生活をすることが不可欠だといえます。
どういった点に配慮することで、コレステロールを上げないようにできるでしょう。
コレステロール量の多い食事は、血液中のコレステロールを増やすイメージがあるかもしれませんが、そういうわけではありません。
食品に含まれていたコレステロールで、血液にいくものは1割程度で、血中のコレステロールの90%は、肝臓でつくられたコレステロールです。
そのため、血液中のコレステロールを増やさないためには、食事の中にコレステロールが含まれているかより、コレステロールを生成する時に必要な成分が含まれているかが大事です。
肝臓が作るコレステロール量は、食事の献立によって左右されます。
心がけるべきは、脂肪量となります。
同じ脂肪でも、飽和脂肪をたくさん摂取するとコレステロールを合成する機能が高まります。
不飽和脂肪を摂ると、合成は減少します。
ポテトチップス、チョコ、バター、チーズ、肉の白身部分には、飽和脂肪酸がたくさん存在するとされています。
魚、貝類、ごま油、大豆からつくられた加工品などから不飽和脂肪酸が得られます。
不飽和脂肪酸を多く含む食品を食べ、飽和脂肪酸を多く含む食品を食べないようにすることで、コレステロールの血中濃度を減らすことができます。
血中コレステロール値が気になる人は、コレステロールを挙げるような食事はできるだけしないほうが無難です。
いきなり極端な食事改善は難しいかと思いますが、毎日少しずつ、コレステロール値を意識しながら食事をするといいでしょう。
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